自動販売機やコンビニを利用する時、小さな金額のお金を友人等に一時的に立て替えてもらった経験は誰にでもあるでしょう。
あなたは、そこで、貸してもらったお金をきちんと返していますか?
例えば、缶ジュース代の百五十円は小さな金額です。
数十円でも数百円でも、借りたお金をきちんと返すことがその人とお金に対する礼儀です。
金額の大小に関わらず、借りたお金を返さない人は金額以上のお金も信頼も失ってしまいます。
世の中の法則は、してあげたことも、しなかったことも、倍以上になって自分に返ってきます。
一度失った信頼は、簡単には回復できません。
飲み会の席などで、会費を払う段階になると、パッと消えて、その人はうまくやったと思っているかもしれませんが、結局は、信頼を失って損をしています。
結婚式やお葬式などでも同じです。
お世話になっているのに、ご祝儀が惜しいから結婚式に出ない、香典を渋るというのは、まさに払うべき時に払わない人です。
当日出席できなくても郵送という方法もあるのです。
お金を借りた時だけでなく、貸した場合にもきちんと返してもらうことが大切です。
小さな金額だから、まあいいか、と、思うことは、お金を軽んじていることになるのです。
小さな金額でもちゃんとした「返してね」と伝えましょう。
逆に、お金を借りた場合は、お礼の言葉を添えて、お返ししましょう。
確かに、百円、二百円でセコイと思われるのは嫌ですから、言いにくいのは、わかります。
でも、おごったのではなく貸したお金ならば、うやむやにしないで、「返して」と、言うべきです。
それが、お金を大切にしていることにつながるのです。
ここで、きちんと「貸したお金を返してね」と言えると、お金のブロック解除につながります。
面白いことに、お金のブロックがある人に限って、こういうことが起こるのです。
恐らく、神様に、テストされているのでしょう。
「昨日の、ジュース代、返してください」
と、あなたは言えますか?

坂井奈美

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